村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

外国人に外国人を呼んでもらう

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やまとごころの村山です。 
先週から出張が続いています。 
京都、名古屋、 
それから昨日から今朝にかけて宮崎県の高千穂。 
高千穂ではDMOの皆さんとも意見交換。 
DMOには宮崎銀行さんもがっつり入っており、 
他の地銀ではなかなか見ない踏み込み方。 
今後も動きに注目していきたいと思います。 

ちなみに明日はこちらで登壇します。 
アワードにも審査員として携わらせて 
頂いたので楽しみです。 

第3回スポーツ文化ツーリズム シンポジウム 
~スポーツ文化ツーリズムアワード2018表彰式~ 
http://sporttourism.or.jp/sport-culture-tourism.html 

来月は 
私も理事を務める 
JARC(宿泊施設関連協会)の勉強会 

2月7日(木)開催 
「ラクビーワールドカップまで半年。 
 まだ間に合うインバウンドビジネス」 
http://jarc-ic.com/entry/entry_seminor/ 

私も対談でお手伝いした 
UDS中川社長vs慶応SFC 井庭教授の共著 
「おもてなしデザイン・パターン」 
の出版記念セミナー 2月19日(火)開催 
https://omotenashi190219.peatix.com/ 

を予定しております。 



さて、本日のテーマは 

外国人に外国人を呼んでもらう 

です。 

先日1月21日(月)首相官邸で行われた 
第28回観光戦略実行推進会議で有識者として 
プレゼンをする機会を頂きました。 

2020年訪日客4000万人等の達成に 
向けての対策を検討するもの。 
特に今回は国際観光旅客税の使い道を 
含めた議論が中心となりました。 

私からは4つほど提言しましたが、 
そのひとつは自治体国際化協会が実施する 
「JETプログラム」のインバウンド活用。 

JETプログラムでは 
「外国語指導助手(ALT)」、 
「国際交流員(CIR)」、 
「スポーツ国際交流員(SEA)」 
を最近では年間5000名強、 
国内各地に派遣しています。 

現在、地域の行政、DMO、観光協会は 
日本人だけで構成される組織が大半。 
その中に海外の目線で地域の資源を発掘し、 
発信していける人材は不可欠です。 

とはいってもなかなかそういった人材が 
いないのが現状。 

そこでJETプログラムの外国人人材が、 
インバウンド担当として活躍できる仕組み作り 
が実現できればその一助になると考えています。 

地域でのインバウンドの取り組みを 
より効果的にしていくためには「外の目線」、 
特にターゲット市場における知見・ネットワーク 
があるその国の方を活用することが大切です。 

一度、皆さんの地域や企業での 
インバウンドの取り組みを 

「外国人に外国人を呼んでもらう」 

という視点で見直してみてはいかがでしょうか? 

新しくやれること、 
また、見過ごしていた活用できるリソースが 
足元にあるかもしれません。 

本日はここまで 

Ps. 
私は中学生の時にJETプログラムから 
派遣されたALTの先生と接点をもらったことから 
海外に興味を持ちました。 
その接点がなければ、留学もしておらず、 
インバウンド事業はやってないかもしれません。 

そういう意味ではJETプログラムの 
存在にとても感謝していますし、 
さらに日本のインバウンドの底上げに繋がる 
取り組みになっていけばと願っています。 

この1年で成果を出す

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やまとごころの村山です。
年明け1月7日から国際観光旅客税が施行されました。
それに合わせてNHK おはよう日本から取材を受け、
コメントさせていただきました。
多くの方に見て頂いたようでNHKの影響力を改めて認識しました
ちなみに早速海外行きの航空券を買いましたが、
しっかり国際観光旅客税の1000円が計上されていました・・・

今年も早速今週から沢山の講演が入っております。
今日は毎年ご一緒させて頂いているJIMC(ジャパン・インバウンド・メディア・コンソーシアム)さんの新年会を兼ねたセミナーで少し講演。
https://www.yamatogokoro.jp/event/28954/

明日以降も、醤油の発祥の地である和歌山の湯浅町セミナーから、
京都、名古屋、宮崎など。
最近のセミナーの傾向でいうと、業種業界や地域の広がりが出てきています。
東京オリパラを前に、思いがけない業種の集まりに声をかけて頂いたり、
地域においても主要都市・観光地ではないエリアからの依頼が増えています。

ちなみに、今年の目標の一つに、47都道府県全てで講演をする、
というもものがあります。残すところあと3つの県となりました。

その3つの県は、
富山県、
愛媛県、
佐賀県
です。

今年機会があれば是非この3つの県を最優先に伺いたいと思いますので、何かあればお声がけください。

さて、本日のテーマは、

この1年で成果を出す

です。

私はよく、インバウンドは「バブル」ではなく「トレンド」とお伝えしています。
つまり、インバウンドの市場はこれからも安定的に伸び続けるマーケットであり、
それを踏まえ、腰を据えた中長期的戦略や取り組みが必要であると

この考えは全く変わらないのですが、
一方で成果は早く出した方がいいと思っています。

企業の経営者や行政のトップの頭の中をのぞいてみると、
そうは言っても、短期的にでもわかりやすい成果や成果の兆しが見えないと
続けることはできない・・・これが本音だと思います。

そういう意味では短期で成果が出せること、
さらに年初の今であれば、

この1年で成果を出す

と決めて、やるべきことをリストアップ、そして、実行してみてはどうでしょうか。

ちなみに、わかりやすい成果とはなんでしょうか?

・外国人観光客がこれだけ増えた
・外国人観光客による消費額が増加した
・インバウンドの成功事例として表彰された
・海外の有名な観光メディアに紹介された
・ツアーがこれだけ造成された

など色々あると思います。

ではすぐに成果を出すためにどこから手をつけるべきか。

コンサルティングの現場では

「足元から考える」

をお勧めしています。

つまり、ゼロをイチにするよりは、イチを二やサンにする方が簡単

なので、今外国人観光客が来ているのであれば、
それを徹底的に調査・把握し、それを増やす方法を考え、実行する

あるいは、今皆さんの会社や地域にある人脈・ネットワークなど
の資源を棚ろしし、使えるもの、そして、成果につながりそうなものを選別してみる。

などやり方は色々あります。


是非みなさんの方でも、

この1年で成果を出すためには何をすればよいか

をこの年始に考えてみてください。

オリンピックイヤーの2020年をより実りの大きいものにするためにも
今年の準備が大切です。

本日はここまで!

 

2019年 新年のご挨拶

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新年あけましておめでとうございます。


昨年は訪日客数が3000万人を初めて超え、
インバウンドにおいて大きなステップアップの年となりました。
さらに11月には2025年大阪・関西での万博開催が決定するな
アフター五輪の大きなマイルストーンが見えたのも
大きな収穫だったと言えるでしょう。

もちろん、昨年を振り返るとプラスの側面だけではありません。
多数の自然災害にも見舞われ、あらゆる意味での危機管理を
改めて深く考えさせられる年でもありました。

また、特定の観光地に観光客が集中してしまい、
キャパ以上に観光客が訪れることによる観光公害(オーバーツーリズム)、
保険未加入問題、商品(プロダクト)不足、ガイド不足など
様々な問題も露呈してきています。

今年から3年間にわたり、
・2019年 ワールドカップラグビー
・2020年 東京オリンピック・パラリンピック
・2021年 ワールドマスターズゲームズ
の世界的なスポーツイベントを同一国でホストするという
世界でも例を見ないゴールデンスポーツイヤーズを迎えます。

スポーツを切り口に日本、そして、地域を発信する絶好の機会と言えるでしょう。

2019年にはスポーツ以外でも、6月にG20サミット、
10月に即位礼正殿の儀が行われ、世界のトップクラスの方々やメディアが
日本に足を運ぶ機会がやってきます。

さらに本日1月7日から国際観光旅客税がスタートします。
一般財源でなく観光に特化して活用できる財源として、
日本の観光における受入環境整備・情報発信が強化される予定です

このような動きを受け、2019年は
・インバウンドに既に取り組んでいる方には加速の年
・まだこれからの方にはまたとないスタートの年
にして頂ければと心から願っています。

我々、やまとごころは今年で創業13年目を迎えます。
情報発信、人材、ビジネスリューションなど様々な事業を加速し、
日本のインバウンドの問題解決と発展に少しでも寄与できればと考えています。

本年も、ご指導ご鞭撻のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。


株式会社やまとごころ 代表取締役 村山慶輔

どの市場を狙うべきか?

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やまとごころの村山です。

最近めっきり寒くなってきましたね。
今週末東北に最後の忘年会で行くのですがやや心配になってきました・・・

ちなみに先日、善光寺で今年から始まったイルミネーションを
見に行ってきました。長野駅から善光寺まで全長1.8kmにわた
善光寺表参道の並木が光で綺麗に彩られていました。

善光寺本堂では、表参道イルミネーションなどを手がける
デザイナーによる光の演出が展開されており、とても神秘的。
外国人観光客も多く、インスタ映えで国内外に拡散されたのではと思います。

今回が初開催とのこと、今後もさらにバージョンアップして
善光寺エリアの新しいアトラクションとして続けていってほしいものです。
https://www.nagano-cvb.or.jp/designweek/

ちなみに私はその足であのスノーモンキーで
有名な地獄谷野猿公苑にも足を運んできました。
(これまでなかなかチャンスがなくやっと行けました。)

まだこの時期は猿が温泉に入っているタイミングが少ないようなのですが、
ちょうどタイミングよく、温泉の入浴姿をキャッチすることができました。
しかも、子供の猿が温泉で泳ぎまくっていて、現場は大興奮。
このシーンだけで完全に元が取れた感じで、本当に癒されました。
今年最後の運を使ってしまった感もありますが、思い出に残る体験となりました。


さて、本日のテーマは

どの市場を狙うべきか?

です。

私は以前から、
「どの市場を狙うべきでしょうか?」
という相談をたくさんもらいます。

ちなみに皆さんならこの質問にどう答えるでしょうか?

少し考えてみてください。

訪日客の8割はアジアでありその中で最大市場の中国を狙いましょう!
あるいは、
アジアの中で親日でビジネスのしやすい台湾やタイを狙いましょう
これから伸びる欧米豪を狙いましょう!

など色々な方向性が頭の中をよぎると思います。


また、質問者の地域の強み・特徴や現状がわからないと
判断つかないと突き返すという回答もあると思います。


いずれにせよ、この質問は簡単そうで実は難しいテーマです。

ちなみに私はこう考えます。

どこを目指すかによって異なります

と。

わかりやすくいうと、
IPO(株式公開)を目指す会社と
IPOを目指さず少人数で安定成長を目指す会社とでは、
そもそも「戦う市場の選定方法」が違います。

IPOを目指す会社はスケールメリットが得られる大きな市場、
伸びる市場の中で勝負します。
IPOを目指さず少人数でやっていく場合、
自分達がしっかりと食っていけて事業継続ができれば御の字
というケースも多いでしょう。つまり、大きな市場や
伸びる市場で激しい競争環境の中で戦う必要がないのです。
ニッチな分野で勝負してもいいでしょう。

つまり、「市場の規模や伸び」だけにとらわれず、

自分たちがどこを目指すのか?
(例えば、いつまでにどれくらいの規模感)

を決めることが先決なのです。

もちろんその上で、自分たちの強み・特徴を洗い出し、
それを買ってくれそうな、あるいは、興味を持ってくれそうな方を
見つけ出していくことが次のステップになってきます。

年末年始で少し時間をとって、

どこを目指すのか?

を改めてを考えてみてはいかがでしょうか?

本日はここまで。良いお年を!

Ps. 
先週末は私が理事を務めるNPO法人日本文化体験交流塾(IJCEE)の
10周年記念イベントが開催されました。
https://www.ijcee.jp/ijcee/board/1812ceremony-party/

10年前の2008年に10人からスタートした団体が、いまは1700名超。
通訳案内士の会員を多数抱える日本最大の組織になりました。
「継続は力」というのを実感しますが、米原理事長を中心に幹部メンバーが
マーケットのニーズを掴み、柔軟かつスピーディに対応・改善してきたのが
成長の要因だと思います。本当に素晴らしいです!


村山慶輔

インバウンドはデジタル・マーケティングの時代

やまとごころの村山です。

最近、忘年会シーズンで日々様々な会合に参加しています。
通常の月よりもかなり多くの方と出会う機会があり、
新しいビジネスネタや気づきを得るには絶好の機会です。

先日もご案内しましたが、やまとごころでは本日、
明日と連続で忘年会を開催します。
それぞれすでに多くの方に参加を表明いただいておりますが、
多少キャパはありますので、今からでも都合がつく方は
ふるってご参加ください。お一人での参加の方も多いで安心して
お越しください。インバウンドをテーマに語り合いましょう。

◆12/17開催 インバウンド大忘年会2018 IN 東京
  https://www.yamatogokoro.jp/event/27485/

◆12/18開催 インバウンド大忘年会2018 IN 関西
  https://www.yamatogokoro.jp/event/28603/


ちなみに今年の講演は今週の4本を残すのみとなりました。

・12/18 ゆあさ地方創生観光まちづくりセミナー@大阪
 https://www.yomiuri-osaka.com/lp/yuasa_pr/

・12/20 東京都多言語フォーラム
 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/11/27/15.html

・12/21 日経x経産省 Brandland Japan@福岡
 https://eventregist.com/e/blj12?lang=ja_JP

・12/22 IJCEE10周年@東京
 https://www.ijcee.jp/ijcee/board/1812ceremony-party/

新しいテーマの講演も多いですが、有終の美を飾りたいと思います。


さて、本日のテーマは

インバウンドはデジタル・マーケティングの時代

です。

先日、私も副理事長を務める
インバウンド・デジタルマーケティング協議会(IDM)
主催のセミナー&交流会を東京のTravel Hub Mixで開催しました。
http://www.jidmc.jp/learning/news20181213.php

100名を超える方に参加いただき非常に盛況だったのですが、
中でも印象に残ったことをいくつか共有します。

ウィラーの村瀬社長からは
「テクノロジーによってインバウンドの移動はどう変わっていくのか?」
というテーマで講演いただきました。

いままでは観光地は見える化されていても、
そこへたどり着くための交通手段は見える化できていなかった、
さらには存在しなかった。

それをウィラーズ(顧客、ビジネスパートナー、社員の3つのプレイヤー)
で地域に必要な手段(鉄道だけでなく、路線バス、観光バス等)を一緒に作り、
テクノロジーを使って顧客にシームレスに一つのサービスとして提供する

ウィラーさんは実際に北海道の釧鋼本線エリアで
この考えを実践しているのですが、同様の取り組みが日本のほかの
様々なエリアに適用できる、そんな印象を持ちました。

団体から個人へのシフトが進む中で課題が増している
二次交通対策は喫緊の課題です。
着地交通の充実よる地域全体の活性化に繋がる施策として
是非多くの地域の方にも知って頂きたい事例です。

それ以外にも、
「インバウンドアクティビティーの最前線」と題し、
Voyagin高橋社長、Magical Trip鈴木社長、Expedia Local Expertsジョシュさん
パネルで登壇していただきました。

ビジネスモデル、今に至った経緯、今後の戦略など
様々なディスカッションが展開され、面白かったのですが、
特にデジタルマーケティング関連で挙げると印象に残ったのは、
レコメンデーションです。

Expediaでは航空券、ホテル予約で圧倒的なサイト。
アメリカでは10年くらい前からアクティビティ販売をしていたのですが、
日本では2016年からExpedia Local Expertとして参入。(かなり後発です)
現在は、航空券、ホテル予約した方へのアクティビティのアップセルに
力を入れています。
一度買ってくれた顧客に対して様々なチャネル、タイミングで
アクティビティをオススメ(レコメンデーション)していく。

これは普通にビジネスを考えると一番重要なポイントである一方で、
インバウンドに取り組む地域や企業があまりできていない点でもあります。
多くの方が来てくれているにも関わらず、顧客情報が取れていない、
あるいは、取っていても有効に活用できてない状況の事業者も多いと思います。

顧客獲得単価はどんなビジネスでも高くなります。
ですので新規客だけに依存しているビジネスが苦しいのは当然です。
デジタルマーケティイングはそれを費用対効果高く実現してくれる
解決策の一つです。

ちなみに、最近の大手OTAは宿泊予約から販売する商材の幅を
食、体験、ショッピングなどへ広げることで収益の拡大を
目指すのがいまのトレンドです。


話は変わりますが、最近私は、
海外のカンファレンス(SKIFT tech forumやWIT Singapore)
によく参加しています。

意識的に海外から最新の情報収集しようとしているのですが、
そういった会議で挙がるホットトピックスは次の3つです。

・Personalization
・AI
・Voice Search(音声検索)

顧客に対していかにパーソナイズしたサービスを提供するか、
AIを使いより効率的にできないか
新しい検索手法として、音声を使った検索にどう対応していくか
といった話題です。

今後ますますインバウンドにおけるデジタルマーケティングの
重要性が増してくる中、いかにキャッチアップし、
それを自分のビジネスにつなげることができるか?は今後の生命線。

今後もIDM(インバウンド・デジタルマーケティング協議会)では
定期的にデジタルマーケティングにフォーカスしたセミナーも展開していくので
一つの情報収集源として活用いただくのもいいと思います!

本日はここまで。

 

村山慶輔

もしもの時に備える:インバウンド事業におけるリスクヘッジ

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やまとごころの村山です。
週末はあるマラソン大会に出場し、今日はすごい筋肉痛・・・
今年は、来年からのゴールデンスポーツイヤーズに備え?、
トライアスロン含め色々挑戦してきました。
といってもタイム重視というよりは、
体を動かし健康を維持するのが目的なのでかなり遅いですが、

それなりに楽しんでやっています。
密かにワールドマスターズゲームズ2021関西( https://www.wmg2021.jp/
に出場しようと目論んでいます、笑。

さて、今年もあっという間に12月。
今年はインバウンド業界においても様々な動きがありました。

例えば、
・2018年1月 通訳案内士法改正
・2018年6月 民泊新法(住宅宿泊事業法)スタート
・北海道地震、中四国豪雨等の自然災害 
・キャッシュレスの取り組み加速
など

皆さんのインバウンドの取り組みに影響を与える動きも多々あったと思います。
また、来年度はどのように業界が動いていくのか、そのあたりも気になるところです。
来週17日、18日とやまとごころでインバウンド忘年会を開催しますので、
今年の振り返りと来年の展望を語り合いませんか?
まだ、キャパ的には大丈夫ですのでふるって参加ください。

◆12/17開催 インバウンド大忘年会2018 IN 東京
  https://www.yamatogokoro.jp/event/27485/

◆12/18開催 インバウンド大忘年会2018 IN 関西
  https://www.yamatogokoro.jp/event/28603/

また、私も副理事長を務める、

「一般社団法人インバウンド・デジタルマーケティング協議会(IDM)」では
今週13日に講演会並びに忘年会を開催します。

特にインバウンドxデジタルマーケティングに興味ある方は

是非こちらも参加を検討ください。

◆12/13開催 インバウンド・デジタルマーケティング協議会 年末セミナー&交流会
 https://www.yamatogokoro.jp/event/28631/


さて、本日のテーマは、

もしもの時に備える:インバウンド事業におけるリスクヘッジ

です。

今年を振り返って感じることは、多くの自然災害が発生したということです。
特に日本語のわからない外国人観光客や在日外国人にとっては
災害時の情報が少ないという点が大きな課題として以前から言われていましたが、
最近徐々に情報源が増えている印象があります。

実際、私が9月末に三重県に行った際、台風が直撃しました。
クルマに乗っていたのですが、カーナビに映るNHKの台風速報では10分程度おきに
英語での情報提供に関する案内が流れていました。以前ならこういった頻繁な
案内はなかったように思います。

他にも日本政府観光局が災害情報に関わる情報発信を強化したり、
様々な企業が災害情報やその他対応に関わるアプリなどを提供し始めました。

また、北海道での震災の際には、

ある小売店が外国人観光客向けに店舗の一角を解放し、
スマホの充電から、各国語での災害情報の提供などを率先して実施していました。

災害時という緊急事態にどう対応するか、何ができるか?、はその国や地域、
そして、施設の印象に大きな影響を与えるのはいうまでもありません。
彼らの目線に立って、何が必要なのか?何があれば助かるのか?を徹底的に考え、
実践していく企業や個人が増えれば、

インバウンドの底上げに間違いなくつながるでしょう。


一方で本日触れたいのが、インバウンドに積極的に取り組む企業として、
存続するためのリスクヘッジについてです。

自然災害は観光業において大きなリスクです。
また、当然インバウンドに取り組む企業においても同様です。

今回の北海道地震で北海道を拠点とし、

インバウンドに取り組む旅行会社は大打撃を受けました。
また、宿泊施設やその他観光関連企業も同様です。
インバウンド比率が高くなれば高いほど、その打撃のインパクトは深刻です。

事業として継続性を考えると

インバウンド一本足打法

は危険です。

キーワードは分散です。

例えば、
・インバウンドだけでなく、アウトバウンド(日本人の海外旅行)や国内旅行もやる
・インバウンドにおいても、ターゲット市場をアジアだけでなく、
 今回災害後も減少がほとんどなかった欧米豪にも取り組んでいく
・北海道だけで事業展開するのではなく東京やその他国内エリアにも事業範囲を広げる
・団体旅行特化でなく個人旅行も引き受ける。同時に個人旅行の手配でも利益が出る仕組みを構築する
などです。

インバウンドは今後も伸びるマーケットです。
ただ、全体として伸びるマーケットにも多少のアップダウン、
また、細分化すると減少する分野やさらに伸びる分野があります。

そういった点を見据えつつ、
「もしもの時」に備えた戦略をとっていくことが重要です。

年末年始の時間がある時に是非「インバウンド事業におけるリスクヘッジ」
を検討してみてはどうでしょうか?


本日はここまで。

村山慶輔

インバウンド事業を加速する方法

やまとごころの村山です。

先日、JTBさんと地方創生インバウンドフォーラムを共催で開催しました。
400名ほどの方に参加いただき、会場はほぼ満席。

テーマは、
つながるインバウンド ~デジタル × ヒューマンタッチ~

パーツパーツのソリューションでなく総合的な取り組み、
また、デジタルの時代ではあるものの、ヒューマンタッチ、
つまり、アナログ的な要素も必要だということをメインメッセージに
岐阜県を例にとってパネルを展開。
事前に岐阜県に関する様々なデータ収集や分析をしていたので、
総論でなく、各論の議論ができたのではと思っています。


あと、もう一つ重要な点は、1社で全て対応できる会社はないということ。

旅前、旅中、旅後と一連の流れで外国人観光客を捉えていくためには、
それぞれの分野に専門性をもった会社と連携することが不可欠。

つまり、餅は餅屋。

今回のフォーラムも、各分野に強みをもった企業複数社で実施しましたが、
各社が持っている独自データを連携させることにより、新しい切り口での分析が
でき、そこから新しい示唆が見えてきました。

色々と書きましたが、本日のテーマは「インバウンド事業を加速する方法」

ポイントは2つあると思います。
一つは連携
もう一つは資金

連携に関しては、上記のフォーラムもそうですが、
他社と連携し、1社ではできないことをできるようにする。
最近、インバウンド分野においても様々な業務提携の話題がありますがまさにそれです。

資金に関してはいうまでもないですが、事業を加速する上で不可欠なものです。
最近は、ベンチャーキャピタルだけでなく、事業会社から出資(CVC)、
クラウドファンディングなど様々な調達手法が存在します。

ここで私が携わっている二つの取り組みを具体的にご紹介したいと思います。

①BrandLand:Japan
(経済産業省補助事業 / 専門家招聘型プロデュース支援事業)
昨年度も私自身シニアプロデューサーとして関わらせて頂きましたが、
海外需要獲得を目指す事業者(ものづくり・食・観光など)に補助金だけでなく、
専門家からのアドバイスや様々なネットワークを提供する取り組みになります。
https://brandlandjapan.com/public_offering/
応募締め切り:6月11日まで

②外国人起業家ビジネスプランコンテスト
東京スター銀行さん主催の外国人起業家だけに特化したビジネスプランコンテスト。
かなり珍しい取り組みです。
魅力的なポイントは、100万円という賞金だけでなく、銀行や投資家との接点から、
さらなる資金調達やネットワーク構築に繋がる可能性があるということ。
https://www.tokyostarbank.co.jp/service/foreign_customers/biz_contest/index.html
応募締め切り:6月8日まで

みなさんのインバウンド事業を加速するための一つのキッカケとして、
上記の2つの取り組みも参考にしてみてください。

本日はここまで。


Ps. 今週末からサンフランシスコに行ってきます。

村山慶輔

インバウンド担当者に求められる要件とは?

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やまとごころの村山@インバウンドリーグ3Fラウンジです。

桜シーズンも終わり、インバウンド受け入れの現場も
夏休みまでの少し一息といったところでしょうか。
私はGWは一週間強、シンガポールで過ごしてきました。
いつも思いますが、出張で行った気になっていても、
いざ観光でいくと、視点もルートも全然違います。

旅人目線を養うためにも、忙しくてもゆっくり旅をする時間をとる。

これ、当たり前ですけどとても重要ですね。

何か日本のインバウンドにとって参考になることはないか?
という視点でいつも色々なところを回っていますが、
シンガポールからも学ぶ点はかなりあります。
また、セミナーや執筆を通してそんなネタを発信していきます。


さて、先日、一般財団法人全日本情報学習振興協会さんが主催する
「インバウンド人材育成ディレクター」認定講習会
を講師として担当させていただきました。

こちらはインバウンド実務主任者(http://www.in-bound.or.jp/detail.php
の資格を取った方限定の講習会。

参加者の半分以上が関東以外からの参加。
自分の組織や地域においてインバウンド人材の育成ができるようになりたい
という熱い思いをもった方ばかり。

講習会の冒頭に

インバウンド担当者に求められる要件とは?

ということでディスカッションしました。

みなさんも一度考えてみてください。


私の考えを心技体の切り口でざっとリストアップしてみました。

=================
心(マインド)
・好奇心(相手国を知る、日本を知る)
・柔軟性・バランス感覚(迎合とおもてなしは違う)
・連携・共創の意識(エリアで呼び込む、市場を創る)

技(知識・スキル)
・インバウンド基礎知識(最新情報含め。すぐ情報は陳腐化する)
・IT知識(デジタルマーケ、AIなど)
・マーケティング(これは汎用的なコアスキル)
・コミュニケーション(コーディネイト業務も多いため必須)
・マネジメント(社員や外部チームを束ね目標達成)


・体力(現場をフットワーク軽くまわれるか)
・実行力(組織を納得させ、施策を推進する力)
=================

こう考えると結構ハイスペックな人物像になりますね。

ただ、インバウンド分野で成果を出している方を思い出しながら
改めてリストを見てみると、皆さん概ね該当している感じがします。
多少ITに弱い方もいますが、その場合、他のスタッフや外部パートナーに
補完してもらっています。

あと、一つ思うのは、心(マインド)の重要性。
これがインバウンド担当者の継続性やパフォーマンスを決める
大きな要素になると思います。

今、インバウンドに関わる企業の皆さんは「いい人材さえいれば売上伸ばせるのに・・・」
というところも多いと思います。採用する人材像を考える際に、上記のポイントも
少し参考にしてみてください。

本日はここまで。よい週末を!

Ps.
ちなみに業務拡大につき、やまとごころでも今人材を募集しています。
一緒に日本のインバウンドをもっと熱くしていきましょう!

1. 新規事業・営業企画スタッフ
 https://www.yamatogokorocareer.jp/detail.cgi?job_no=2350
2. 夏季学生インターン
  https://www.yamatogokorocareer.jp/detail.cgi?job_no=2421
3. インバウンドリサーチスタッフ(完全在宅勤務可)
    https://www.yamatogokorocareer.jp/detail.cgi?job_no=2355


村山慶輔

新著「訪日外国人観光攻略ガイド インバウンドビジネス入門講座 第3版」発売開始

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やまとごころの村山です。

3月は例年通り怒涛の日々でした・・・
そんな中、やまとごころも、私も活動の幅が広がってきており、
インバウンドネタは色々溜まってきています。
今後はより発信を強化していきたいと思っています。

さて、4月から新年度。
私のインバウンド関連で接点いただいている方々から、
人事異動のメールがたくさん届いています。

とても寂しいですし、インバウンドの知見やネットワークを
もった方が、全く違う分野に異動していくのは業界にとっても
もったいない・・・と感じています。

インバウンドは新しい分野でただでさえ経験者が少ないですし、
さらに、2020東京オリンピック・パラリンピックも近づいており、
これからマーケットが最高潮を迎えようとしているのですから。

ただ、こういった人事異動を前向きに捉えるなら、
・様々な分野に我々の仲間が広がっていき、そこでインバウンドと繋ぐ役割を担ってくれるかもしれない
・交代で新しい方々がまたインバウンドに携わることになり、裾野が広がる
などがあるでしょう。

本日は、特に後者の新しくインバウンド担当になられた皆さんに向けてお知らせがあります。

2015年2月に私が初めて上梓した「訪日外国人観光攻略ガイド インバウンドビジネス入門講座」
がバージョンアップした第3版が本日から発売開始となりました。
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798156385
おかげさまで版を重ね、発行部数も累計で2.3万部を超えることができました。

今回も2017年の最新データを収録し、最新のトピックスや事例を盛り込んでおりますので、
第1版や第2版をお持ちの方にも参考になるようにまとめております。
ご興味ある方は是非、皆様のお近くの書店で買い求めください。

また、やまとごころ.jpでも新任インバウンド担当者に向けて
コラムをスタートさせましたので、こちらも是非ご覧ください。

インバウンド担当者が押さえておきたい3つの視点
https://www.yamatogokoro.jp/column/22816/

自分はインバウンドを長年やっているという皆さんは、
是非、周りの新任担当者に本メールをご紹介頂ければと思います!

 

本日はここまで。

村山慶輔

 

Ps.ちなみに昨年10月に立ち上がったインバウンドリーグは
オフィススペースは完売となりました。海外や地方企業の
東京オフィス、また、外国人起業家など幅広い入居者が揃いました。
気候も暖かくなってきましたので、
色々イベントやりたいと思っています。
インバウンドリーグは新宿にありますので、
お近くにお立ち寄りの際には是非お越しください。
(ふらっと立ち寄っていただく形でも大丈夫です)
http://inbound-league.jp/access/

 

外国人が熱狂するクールな田舎の作り方

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やまとごころの村山です。
年明けかなり冷え込む今日この頃。
オフィスのある新宿はもちろん、都内では至るところで
外国人観光客が見ることが圧倒的に増えました。
実際、数字もそれを物語っています。
2017年の訪日客は2800万人を超え、年間の消費額も4兆円を超えました。
https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/20849/

今年は3000万人超、そして、2020年には4000万人突破を
見据える中で今後重要な鍵は「地方」。

現在、訪日客のうちリピーターは6割と言われていますが、
そのリピーターを満足させ、香港からの観光客のように何度も
足を運んでもらえる魅力作りと発信が不可欠です。

そんななか、とてもタイムリーな話題として、
私も何度か紹介している美ら地球(ちゅらぼし)の山田拓さんが

外国人が熱狂するクールな田舎の作り方

という書籍を来週1月16日に出版することになりました。
https://goo.gl/qWi2Wz
*書籍の帯は、アトキンソンさんと藻谷さんと豪華!

ちなみに、書籍のタイトルがとてもいいなと個人的には思っています。
というか、このタイトルで刺さらない・・・訳はないですよね、笑

何もない日本の田舎を「宝の山」にしてきた山田拓さんが書籍で語る

・人口減少に苦しむ地方の今後の可能性や具体的な取り組み
・外国人の消費がモノ消費からコト消費へ移行する中でのヒント

などにインバウンドに携わる一人でも多くの方々に触れてもらいたい、
と思っています。

やまとごころでは山田拓さんの出版に合わせて
東京と関西(神戸で調整中)で出版記念パーティを開催します。

東京開催は、来週1月18日にインバウンドリーグ(新宿)で行います。
当日はインバウンドのキーパーソンも多数駆けつけてくれますので
新年のネットワーキングを兼ね、足を運んでいただければと。
山田拓さんをご存知ない方でも、「インバウンドx地方創生」に関心がある方は歓迎です!

まだ、若干ですがまだ枠がありますのでに興味がある方はふるってご参加ください。
この案内の後、申し込みが増えると思いますのでお早めに。
https://www.yamatogokoro.jp/event/20476/

尚、関西での開催は2月13日の夜@神戸で最終調整中です。
西日本方面在住の方はそちらもご検討ください。
詳細な案内は後日やまとごころのセミナーページに掲載します。

本日はここまで!

村山慶輔


Ps1.
山田拓さんも、うちも事業を始めて10周年になります。
ずっと接点をいただいているので当日のトークセッションでは
他では聞けないディープな話を色々引き出していければと思います

Ps2.
インバウンドリーグの開催となりますので是非視察も兼ね、
足をお運びください。
http://inbound-league.jp/